アドボケートT超大型犬用(25-40kg) 3本入り1箱

アドボケート犬用とは？

アドボケート（Advocate）犬用は、ノミ・フィラリア・内部寄生虫（回虫、鉤虫、鞭虫など）を一度に駆除・予防できるスポットオンタイプの駆虫薬です。外部寄生虫と内部寄生虫の両方に効果を発揮するため、広範囲の寄生虫対策が可能なオールインワン製品として、多くの獣医師に推奨されています。特に、外に出る機会が多い犬や、多頭飼育の家庭での使用に適しています。

特徴と効果

1. ノミの駆除と予防

• 24時間以内に成虫のノミを駆除し、再寄生を約1ヶ月間防ぎます。
• ノミアレルギー性皮膚炎の予防にも効果的です。
• ノミの成虫だけでなく、幼虫の発育を抑えることで、長期間の予防効果を発揮します。

2. フィラリア症の予防

• 蚊を媒介するフィラリア症（犬糸状虫症）の幼虫（L3・L4）を駆除し、感染を防ぐことができます。
• フィラリア症は重症化すると心臓や肺に負担をかけ、命に関わるため、予防が非常に重要です。

3. 消化管寄生虫の駆除

• 犬の腸内に寄生する回虫、鉤虫、鞭虫を駆除します。
• 特に子犬やシニア犬は消化管寄生虫の影響を受けやすいため、定期的な駆虫が推奨されます。

4. ニキビダニ（毛包虫）の治療補助

• 犬の皮膚病の原因となるニキビダニ（毛包虫）にも効果があり、治療の補助として使用できます。

成分と作用機序

アドボケート犬用には、イミダクロプリドとモキシデクチンの2種類の有効成分が含まれています。

• イミダクロプリド：ノミの神経系に作用し、マヒを引き起こして駆除する。
• モキシデクチン：フィラリアの幼虫や消化管寄生虫に効果を発揮し、成長を阻害する。

これらの成分が皮膚から吸収され、全身に広がることで長期間の駆虫効果を発揮します。

使用方法

1. 投与対象：生後7週齢以上、体重1kg以上の犬
2. 投与頻度：1ヶ月に1回、首の後ろまたは肩甲骨の間に滴下
3. 使用方法：
   • 被毛をかき分け、皮膚が見える状態にする
   • スポットオン薬を直接皮膚に垂らす
   • 投与後24時間はシャンプーや水遊びを避ける

使用上の注意

• フィラリア症の予防として使用する場合は、事前にフィラリア検査を行うことが推奨されます。
  • すでにフィラリアに感染している場合、急激な駆除によりショック症状を引き起こす可能性があるため、獣医師の指導のもとで使用してください。
• 妊娠・授乳中の犬への使用については、獣医師と相談することが推奨されます。
• 副作用として、一時的な皮膚のかゆみ、赤み、元気消失、嘔吐、よだれなどが報告されることがあります。
• 他の駆虫薬や医薬品との併用は慎重に行う必要があります。

まとめ

アドボケート犬用は、ノミ・フィラリア・消化管寄生虫を1本で予防・駆除できる便利な駆虫薬です。特に、外に出る機会が多い犬や、多頭飼育環境では定期的な駆虫が重要なので、動物病院での指導のもと、適切に使用しましょう。